大手監査法人からベンチャーへ転職した理由

メンバー紹介

今回のストーリーの主人公である、伊藤広明氏は現在27歳。高校生時代にカンブリア宮殿にはまり経営者の生き方に衝撃を受け早稲田大学で公認会計士を目指す。2次試験合格後はPwCあらた有限監査法人にて勤務。順調なキャリアを積むも、会計の仕事にハマればハマるほど、本当の意味で会計を「経営に活かす」ということを考え、当時赤字のベンチャー企業であるキッズラインに転職。現在経理部門リーダーという若手の中でも注目の存在。

カンブリア宮殿にはまった

漠然と経営に関わりたいと思うようになりましたきっかけは、高校時代に「カンブリア宮殿」を毎週見ていたことや、稲盛和夫氏さんの本などを読む中で、著名な創業経営者の方々の考えに触れ、社会をより良くするために仕組みを作っていく生き方に感動を覚えました。

そこから、経営に関わるには、「まず会計の勉強」と考え、早稲田大学では政治経済学部で経済学を学ぶと同時に会社の行動を理解するために、会計は必須と考え、公認会計士資格の取得を目指し、2次試験合格後監査法人に進みました。

大手監査法人では、東証一部上場企業や、NASDAQ上場企業の子会社などの担当をしていました。そこで2年半会計監査の仕事をすることで「会社の骨組み」みたいなもの「どうやって数字が作られているのか」を知ることができ、今後の社会人生活を送る上での基礎をじっくり身に着けることができました。

でも「経営に携わりたい」を軸と考える自分にとっては、「企業活動のために、会計を経営判断に活かす」ということこそ目指すことだったので、次のキャリアとして、事業会社への転職を考えました。

監査法人時代までの「当たり前」が通用しなかった

自分が転職したのは2018年10月頃。キッズラインのサービスが5年目くらいで、堅調に拡大していたけれどもまだ規模は小さく、監査で見てきた大きな企業との違いに衝撃を受けました。

例えば、これまでは会社に依頼すれば当たり前のように入手できたデータも、新たなことをはじめる度にエンジニアの方と直接コミュニケーションを取りながら自分自身でデータを作っていく必要があったのですが、そういったことは、事業会社に来たからこそ体験できたことだと思っています。

でも、逆にゼロから作りあげてきたことは経営の本質、会社運営の根本に近づけた素晴らしい経験だったと感じています。

感動したのは、生々しい経営の現場

それから何より感動したのは、創業者や、上場経験者など様々な会計や経営のプロフェッショナルが次々に下す、生々しいリアルな経営判断です。

キッズラインに入社した直後から、経営メンバーの近くで働くことができ、その中で下される重大な経営判断には心を打たれるばかりでした。

社会的な意義のあるサービスだからこそ、様々なステークホルダーのことを考えながらの決断が必要となり、私心を捨てながら判断していく経営メンバーのそばで働くことは、自分にとっても非常に貴重な経験となりました。最初はただひたすら経理処理を行なうのみでしたが、徐々に経理数値を元に経営判断に関わるような情報を提供できるようになっており、それが自分の自信にも繋がりました。

自分の役割は何か?

自分は、ずっと念頭に、「会社をステージアップさせるメリットやタイミング」などについて考え続けています。そして、それを実現するために、どう自分が補完できるのかと動いています。

つまり、自分は「管理部門」の人間として、会社のほとんどの「物事を推進」する業務系の人たちがスムーズに仕事ができるよう、一人一人の性格や癖をみながら、自分がどう補完すれば最高の会社になるのか考え続けているということです。そのために、常に周囲を見回しながら動いています。

若くても成長したい人には最高の環境

自分は現在27歳です。社会の中では若手かもしれませんが、急激に成長できているという体感があります。

例えば2年前の入社時は、経理の補佐的な立場でしたが、この2年で経理という、一機能のマネジメントを担えるポジションになりました。

その背景には、個人の成長と会社の成長がとてもリンクしていて、経理や会計のスキルが上がったのはもちろんですが、何よりも会社経営のリアルを体験することが出来ているので、スキルだけではなく、経営者としての考え方や、さらに言えば、人生の器みたいなものがどんどん大きくなっていることを痛感しています。

自分のモチベーション

自分のモチベーションは成長です。この会社で働く上で何よりも喜びを感じることは、自分個人と会社がリンクして成長をしていることです。キッズラインは、社会に新たな仕組みを作り上げようとしている会社であるため、ときには、「ハードシングス」に突き当たることもあります。でも、そのようなときに、仲間のメンバーが発揮する様々なスキルや個性にも刺激を受けました。

でも、それらのハードシングスは経営を最前線でやっていれば大なり小なり当事者になるものだから、今の仲間と、多くの学びを得ながら経験できたこと、自分の中では乗り越えたと感じ得ることが多かったので、強い自信につながりました。

くすぶっている人には最適な環境

キッズラインの一番働きやすいと感じるところは、みんなが同じ目標やビジョンに向かっていることです。率直に実直に、ただ仕事に向き合えることです。

具体的に経理で言えば、会計知識があるとか経理を勉強して大企業に入ったけれど、勉強したことを活かしきれてないと感じたり、もっと幅広く経営と結びつけて経理のスキルを上げたいと思う人には最高の環境で、なんとなく今の環境でくすぶっている人にとってはピッタリの場所だと思います。自分が経理周りのリーダーとしてサポートするので、ぜひ自分こそ当てはまると感じる方は、お気軽にエントリーしてください。

「すべての人がいきいきと自由に暮らせる社会」を
一緒に作っていく方をお待ちしています
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